どっちなの?
一昨日のこと。
下の娘が、朝早く私の寝室に来て
「もう疲れた。もう無理。もう、学校行けない。」と泣きながら入ってきた。
がっつり夢の中だった私は「はあ?」と。
「え、なんで休みたいの?」と間抜けな返事。
『もう疲れた、もう無理。ほんと、もう、無理』
私はと言うと、がっつり寝てたから、寝起きの機嫌の悪さから、『何が無理なの?』と、強い口調。
『とにかく、もう疲れたの。無理なの』の、一点張りの娘。
『なんか学校であったの?』一応聞いてみるが頭はまわっていない。
『ない。イジメでもない。でも、私バカだから学校休んだら勉強についていけなくなっちゃうと思うと学校休むのも怖いし、でも、もう疲れて無理で・・学校は楽しいけどでも、ホント無理。』
めんどくさくなった寝起きの私は『じゃあ、学校休みなよ。自分で電話しなよ』と言って、再びベッドにもぐりこんだのだ。
2時間後。
起きてみたら下の娘がリビングにいるじゃない。
ああ、そう言えば、朝からなんか言ってたな。
「で、なんなの?」
朝から、カウンセラーモード全開。
ヒーリング、封印解除、ブロック解除。怨鬼ワーク。
友達関係も良好。学校も楽しくて行事やコンペティションにも積極的に参加して、勉強はつまらないけど、友達が教えてくれてなんとか大丈夫なラインを保ってる。
でも、娘が人知れず悩んでいたのでした。
『嫌われたらどうしよう?』
だから、嫌われないように、でも、没個性は嫌だからある程度は主張して・・・と、娘はすごく頑張ったんだと思う。
でも、友達の放った言葉が矢のように心に突き刺さって、っそれが、すごく大きな傷となったのです。
それは、娘が嫌いな子と娘の性格が似ている。と言われたこと。
まあ、往々にして自分が嫌いだと思う人は、自分の中の『闇』を演じてくれてるから、自分では気が付きたくないとか、いやだ、だめだ、と思っているところを見せてくれるからね~。
似てるって言わてるのは嫌だけど、仕方ないわな。
その、嫌だ・ダメだって思ってるところは排除しようとしても無理なのよ。だって、自分の一部なんだから。だから、嫌だ・ダメだと思っているんだと自分で認めてあげればいいわけ。
まあ、難しいかも知れないけど、受け入れたら、嫌いな子のことが気にならなくなるんだけどね。
娘は、自分が嫌いな子と似てると言われて、嫌われないように、嫌われないようにと一生懸命みんなに合わせて頑張ったんだと思う。
頑張って、頑張って・・でも、『嫌われる』と言う不安からは逃げられなくて、そして咋朝、ぷつんと糸がキレちゃった。
「だから、もう疲れた」と言う言葉が出たんだと思う。
嫌われたくないという感情の奥には、『他の子達と違うのはだめ』と言う思考があったのです。
『みんなと違うのはだめ』と言う思考を持っていたことにびっくりしたんだけど(笑)
私の2人の娘は、昔から、私がこういう仕事をする前から、ファンタジーの世界で生きている子達で、幽霊やら天使やら神様やら、妖精やら・・いろんな、普通は見えない存在たちを見ている子達でした。
なんか、娘はそれがい嫌だそうで・・それは、他の子達と『違う』からだそうです。
そう言う目では見えない存在を見たり感じたりすることは、羨望のまなざしで見られることもあるけど、大変は『怖い』と思うようです。
『怖い』は、娘のことが『怖い』になるのです。
そう言う存在が見たいって言って勉強する人もいるのにね・・・
でも、こうも言うのです。
『みんなと同じは嫌なんだ』と。
他の子と同じなのも、違うのも嫌。
他の子と同じは嫌なんでしょう?と聞くと『嫌だ』と答えて、『違うのも嫌なの?』と聞くと『違うのも嫌だ』と言う。
はあ??
どっちだよ!!
同じだって思っていても、違うんだよ。みんな。それぞれ。なんとなく、同じように見えるから同じという感じになってるけど、本当はそれぞれ個性って言うものがあるから違うんだよ。
人と違うということは「普通」のことなんだよ。
人間関係って、めんどくさいよね~。
余計なことで悩んだり、怒ったり。
きっとあの人はこう言う風に考えているとか、きっとあの人は、陰で悪口言ってるとか。
被害妄想的に色々、あれこれ考えて、とつぼにはまって・・
でもね、楽しいこともうれしいことも苦しいことも辛いこともみんな経験して、それが人生の厚みみたいなのになるんだと思うのです。
娘は絵を描くのが好きだから、きっとそう言う経験が絵に現れるんじゃないかな~。
本当に絵が上手な人って、描いた絵から人を惹きつけるエネルギーが出てるじゃないですか。
そのエネルギーと言うのはその人が持っている能力だったり、経験からくるものなのなんじゃないかな。
娘は絵描きになりたいという。
どう言う絵描きになりたいのか?
あなたは絵を描いてどう言う風に社会貢献していくの?
夢のその先の喜びにフォーカスをしてごらんよ。
絵を描いてお金を儲けるでもいいけど(笑)
そのお金を使ってどうするか?
『あなたの夢のその先にあなたはどんな風に社会貢献するのか?』が大事なんだよ。
いま、経験していることは、夢のその先の為のもの。
いま勉強するのも、大学に行くのも、あなたの夢のその先にあるあなたの喜び(社会貢献)の為の通過点でしかないんだよ。
久し振りに娘と向き合って話してみて、こんなこと考えてるんだとか、こんなに悩んでいたんだ・・とか思った。
『もう、人の為に頑張らないでいいよ。人から嫌われてもいいんだよ。大切なのはね、
自然体の自分でいること』
無理に、ダメな自分や嫌いだと思う自分を排除しなくていいんだよ。
大体排除なんてかわいそうでしょう?そう言うところもあって自分なんだから。
まあ、根は深い感じだけど、彼女の口から『もう、どうでも良くなった。明日から学校行こう』と聞けたからOKなのかな?
こういう時には、新レムリアングリッドが効果あります。
ついでに、自分軸がぶれないようにアルケミカルトランスフォーメーションもやっておきました。
『落ち込んでる時は、一人でいたらダメだよ。外に出なよ。遊んでおいで。そしたら気分が変わるから。気分が変われば悩んでいることが大したことじゃないんだなって思えるよ』と姉から言われたそうです。
なんだか、妙に説得力のあるお言葉(笑)
やるな、おとぼけ紗姫子。
確かに、気分転換は必要だ!!
無事に学校に行った娘は、いつもと変わらに感じで帰ってきました。
見た感じは変わらないけど、なんかまだ中身はくすぶってる感じですが、
またSOSサインが来たら対処しましょう。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください。
愛と感謝を込めて
えり
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